【アマオケの憂鬱】オーケストラパート譜の製本はこの方法
皆さん、こんにちは。CakeP3です。
アマチュアオーケストラでチェロ弾いています。
アマオケプレーヤーの同士の皆さん、楽譜の製本どうしてますか?
面倒くさいですよね、アレ。
出来ることならやらずに済ませたいですが、そうもいかないのが哀しいところ。
今回はそんなオーケストラパート譜の私なりの製本方法を紹介してみます。
毎度毎度の製本を憂鬱だなと思っていましたら是非参考にしてみて下さい。
こんな感じに仕上がります
まず私の製本方法をザックリ説明します。
①用紙のサイズはB4
最近歳のせいか譜面が小さいと見にくいのでB4サイズの紙に拡大して製本してます。
目の健康に自信のある方、デカいのは邪魔だと思う方はA4サイズでよいと思います。
②譜面は両面コピー
両面コピーを強くお薦めします。
まず出来上がりの譜面の重量がほぼ半分になり譜面台に優しい。
何より製本の手間が劇的に省けます。
③製本テープで製本
両面コピーした譜面を製本テープでまとめます。
いわゆる「のり」は使いません。
出来上がりは写真の通りです。
お気づきかと思いますが、ページ同士を繋いでいる製本テープが丸見えです。
(これを許容できない場合は、別の方法を模索する必要があります。)
如何でしょうか。
事前準備
製本に当たって以下のモノを準備します。
・製本テープ
・カッター
・カッター定規
・カッティングボード(B4サイズ)
カッターをハサミで代用すると定規とカッティングボードは不要になりますが、今回はこれらを使って製本します。
楽譜の入手
楽譜を準備します。
アマチュアオーケストラだとパートリーダーさんやライブラリアンさんから渡されることが多いでしょうか。
最近だと『IMSLP』(無料クラシック楽譜サイト)でダウンロードしたPDFファイル渡される場面もありますね。
コンビニエンスストアなどのコピー機で印刷(両面コピー)
最寄のコンビニエンスストアのコピー機を使って入手した楽譜を両面コピーします。(私はセブンイレブンを使ってます。)
譜面の左右いずれかにページが振られていると思いますので、右肩にページがある譜面と次のページの譜面をひと組で両面コピーしましょう。
この時必要に応じて拡大(A4→B4)します。
※下図では左側の2枚の楽譜を右側の様に両面コピーしてます
入手した楽譜がPDFの場合は、USBメモリなどのメディアに保存して持って行きます。
ファイルからの印刷は、印刷開始ページの指定さえ間違わなければ格段に楽です。
譜面の右肩に数字が出てくる一番最初のページを印刷開始ページに指定しましょう。
いざ製本
では両面コピーした譜面を製本していきます。
イメージとしては以下の流れになります。
①最初の2枚を手に取ります。
②取り上げた1枚目の裏面と2枚目の表面を並べて見開きになるように並べます。
(左ページの右辺と右ページの左辺をぴったりくっつけるように置いてください。)
③②で並べてくっつけた辺の上から製本テープを出来るだけきれいに貼ります。
ただこの方法ですとなかなかきれいに貼れないので、カッティングボード上に、製本テープの方を(接着面を上側に)固定し、そこに譜面を置いていく方法をお薦めします。
※見開きで左側に来るページを下向きに製本テープに乗せる
※カッティングボードを180度回転し、今度は見開きで右側に来るページを下向きに製本テープに乗せる
楽譜の上下にはみ出た製本テープはカッターなどで切り落としましょう。
④製本テープを貼った側を内側に、並べてくっつけた楽譜二枚を谷折りします。
※例えば4ページの楽譜ならこれで完成です!
⑤④で貼り付けた1組を脇によけ、次の2枚を手に取ります。
⑥②から⑤までの手順を残りの譜面に繰り返し行います。(最後に1枚残る場合はそのまま次のステップ⑦へ)
⑦⑥までの手順で複数枚の楽譜がくっついた組が出来るので、それらを②~⑥の手順でドンドン貼り付けていきます。
※あとで貼り付けにくくなるので、先に5~8ページの組と9ページの一枚を貼り付けます。
これを両面コピーした全ての譜面が一冊になるまで繰り返します。
どうでしょう?上手く製本できましたか?
以上、オーケストラパート譜を簡単きれいに製本する方法でした。
いやー、『IMSLP』(無料クラシック楽譜サイト)の登場とコンビニコピー機の進化のお陰でホントに楽になったものです。